こんにちは、奈良県でホームページ制作やWebマーケティングを行っております、インヴォルブの吉村です。

今回は、Webディレクターである僕が「打ち合わせ時に持っていく意外なアイテム」について、少しお話してみようと思います。

カバンの中にはカメラがある

みなさんは打ち合わせに行くとき、何を持っていきますか?

パソコン、タブレット、手帳、筆記用具。このあたりは定番ですよね。もちろん僕もPCは必須ですが、それとは別に「必ず」持っていくものがあります。

それが、カメラです。

なぜWebディレクターがカメラを?

打ち合わせの前後、僕は周囲を少し歩いてみます。季節の風景、建物の外観、ちょっとした何気ない瞬間。そういうものを、ふと写真に残したくなるのです。

もちろん、クライアント先でも撮影することがあります。案内してもらった施設の様子、サインの配置、空間の雰囲気。撮っておけば、後から「あの配置どうだったっけ?」と迷うことも減りますし、素材として活用できることもあります。

それが直接的に仕事に使えるかは、そのときはわからない。でも、資料になるかもしれないし、話のきっかけにもなる。それでいいんです。

「素材としての現場」を拾う習慣

写真を撮ることで、僕は「その場所を、もう一度見直す」ことができます。

たとえば、見上げた先の木漏れ日。足元に落ちている一枚の葉。そうした「細部」は、Webの世界でも重要なヒントになります。トーンや雰囲気、ブランドの空気感。それらは、こうした「何気ない風景」から拾うこともできるのです。

カメラの仕事もしているけれど

実を言うと、カメラの仕事もしています。映像やスチールを撮ることもあるのですが、それはそれ。今回のように打ち合わせに持っていくカメラは、どちらかというと「取材者としての視点」に近い。

記録としても、表現としても、そして発見としても。Web制作の現場には、実はこうした“余白”のような感覚がとても大切だと思っています。