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検索力が試される時代

インターネットの世界に「検索エンジン」なるものが登場してから早30年ほどが経ちました。

最初の頃の検索エンジンは今ではとても考えられないことですが、ユーザーにとって有益だと人間が判断したサイトをひとつひとつ人間の手でカテゴリを選択しながら登録していくディレクトリ型と呼ばれる形が主流でした。

自分の作ったサイトを検索結果に表示させようとする場合にも同様に、カテゴリを選択して「このサイトを表示させてください」と検索エンジンにお願いする必要がありました。そのため検索エンジンを使って辿り着ける情報というのはインターネット上のサイトのごくごく一部にしか過ぎなかったと言えるでしょう。

それが今ではインターネット上のあらゆる情報がリアルタイムで検索ロボットによって収集され、それらすべてに誰でもアクセスすることが可能なとても便利な時代になったのです。

しかしここで「誰でも」と言うのはあくまで理論上の話です。実際には検索エンジンを使って自分の欲しい情報に辿り着くための検索ワードを適切に引き出し、目当ての情報に辿り着くための力、いわば「検索力」と言うようなスキルが実際には必要になってくるのです。

情報に辿り着くための検索

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例えば僕が忘年会の幹事を務めることになった場合、「奈良 居酒屋」と検索するかもしれまん。あるいは駅の近い方がみんなも参加しやすいかもしれないと考えて「JR奈良駅 居酒屋」という検索の仕方をするかもしれません。

忘年会シーズンにあわせてキャンペーンをやってる居酒屋があるかもしれないと考えれば「居酒屋」ではなく「忘年会」というワードで検索してみるのも良いでしょう。参加人数に合わせて「大人数 個室」「忘年会 貸し切り」なんて調べ方をすることもあるでしょう。

しかしみんな誰でもそんなふうに検索をしているのかというと決してそんなわけではない。たとえば同じように忘年会の幹事になった時に「奈良市の居酒屋」「大人数で行ける個室の居酒屋」なんて検索の仕方をする人というのも決して少なくはないのです。

それでもユーザーが求めているであろう検索結果をそれなりに表示するあたりは検索エンジンをさすがと褒めるべきところではあるのですが、こんな検索方法でも通用してしまうケースばかりというわけにはいきません。一般的に、専門性が高ければ高いほど、今本当にユーザーが必要としている本当の情報に辿り着けるユーザーは少なくなっていきます

検索の幅を広げる語録力

検索力というのは結局のところ「語彙力」と言い直すことができるのかもしれません。何か知りたいことがあったとしても、その知りたい情報の周辺にある言葉を知らなければ上手に検索することができないのです。

たとえば仮に、人間の身体の各部位の名称をまったく知らない人がいたとしましょう。この人が自分の身体に不調を感じ、その原因を探ろうとしたときにいったい検索エンジンはどれだけ力になってくれるでしょうか。「頭」も「手」も「腰」も「背中」も「足」も知らない人が、自分の身体についてどれだけのことを調べることができるでしょうか。

もちろん、これはあくまで例え話で身体の各部位の名前を知らない人なんて存在しないと言ってしまえばそれまでですが、ではそれがバイクだったら?車だったら?カメラだったら?自分が知らないものについて検索エンジンを調べることの困難さが想像できるのではないでしょうか。

もちろん検索力というのは純粋な「用語を知っているかどうか」だけで一概に説明できるものではありません。例えば今、「後ろに立つ」で検索をしてみたところ検索結果ページの中に「背後」という言葉がいくつかありました。「背中」という言葉を知らない人であったとしても、ここに出てくる「背後」の「背」という言葉はもしかすると、この私の後ろの部分を意味する言葉なのではないだろうか、と考えることだってできるかもしれません。

ユーザーひとりひとりの検索力

ユーザーひとりひとりの検索力

このように検索エンジンを使って自分が知らない言葉を知ろうとすることというのは実際によくある話で、みなさんも気付いていないだけで同じような経験をしているのです。

たとえば、冬になって若い女性が履いているのをよく見かけるようになった変わった形のパンツは何?最近流行っているあの珍しい形のお菓子は何?と思って検索エンジンを開いたことがあるのではないでしょう。それができるのも一種の検索力と言えるでしょう。

もちろん検索エンジンの方も日夜発展を続けていて、たとえば少し前であればSFでしかありえなかったような、人間がふつうの人間同士の会話のようにロボットに話しかけるとロボットがその質問に答えてくれるなんてシーンもすっかり現実のものとなっています。

この調子でテクノロジーの側がどんどんと進歩していけば、いつかはここまで書いてきたような工夫や努力やコツなど一切必要なく何かを漠然と知りたいなぁと思っただけで知りたかったことが簡単に手に入る世の中がもしかしたらやってくるのかもしれません。と言ってもそれはまだどうやら当分先の話、情報に溢れたこの時代をうまく渡っていけるかどうか、ユーザーひとりひとりの検索力が試される時代はまだもう少し続いていきそうです。

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